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【第1章①】なぜ自由になれないのか

 すべての人が自由を求めています。しかし現実は、自分の思いどおりになることはわずかで、不自由を我慢しながら生きなければなりません。

 自由を願いながら、なぜ自由に生きられないのか。「学校が悪い、先生が悪い」「会社のせいだ」「こんな社会だからだ」「収入が十分でないから」「能力が足りないから」など、さまざまな理由が挙げられるかもしれませんが、それらは根本的な原因ではありません。

 自由になれない原因はただ一つ、「自由」という言葉の意味を知らないからです。本当の自由とは何かを知りさえすれば、自由な人生が開けます。
 しかし「自由」を誤解して、自由ならざるものを求めていては、自由にたどり着くことはできないでしょう。

 これから「自由」の本当の意味を分析したいと思います。
 本当の「自由」とは何か、結論から申しましょう。

「自由」とは、「限られた選択肢の中から、自分でよく考えて決断すること」です。

 ここで一番大事なのは、「自分でよく考えて」という部分です。「自由」とは「自らに由る」ということですから、他人に命令されたり、他人の真似をしていたのでは「自由」とは言えません。
 しかし、この定義の前半の「限られた選択肢の中から」という部分に不満を感じる人が多いと思いますので、ここから論じたいと思います。

 私たちの持っているお金は限られていますし、能力にも限界がありますから、何をするときでも、おのずと選択肢は限られます。
 例えば「ゴールデンウィークは旅行をしよう」と思ったとします。経済的に余裕があれば、ヨーロッパ一周や豪華客船に乗ることもできますが、そんな人はごく一部でしょう。自分の懐と相談して、温泉一泊くらいにするか、近くの公園で妥協するか、決めなければなりません。お金があれば、それだけ選択肢も増えますが、どんな富豪でも、火星旅行はできませんし、死ぬまで自家用ジェットで豪遊することもできないでしょう。
 入りたい大学や会社があっても、要求される能力がなければ入れませんし、生涯を懸けたい仕事が見つかっても、誰でも好きな仕事をさせてもらえるほど社会は甘くありません。
 買い物をするときも、何をするときも、私たちの選択肢は限られています。だから「不自由だ」と感じるのでしょう。

 その不満に耐えられず、もっと好きなところに旅行がしたいという人は、収入を増やす努力をしますし、今は無理でも、どうしても入りたい大学のある受験生は、必死に勉強をします。たしかに収入や能力が増せば、選択肢も増します。
 しかし「選択肢」が増えることと、「自由」が増えることとは、全く違います。この認識が、真の「自由」を知る第一歩です。

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コメント

自由とは自分のほしい物が、なんでも手に入る、やりたいことができるといった認識でした。しかし、そうではなく、限られた選択肢から自分で考え決断、実行することなのですね。例えば、好きなアイドルと付き合いたいとしても、それを実現することは芸能人になれないと可能性は極めて低いです。誰でもなれる職業ではないですし、かなりの努力も必要だと思います。才能も必要です。それに賭けたとしても、大変なギャンブル。自由を手にすることは大変です。

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