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講演会案内

「こんな毎日のくり返しに、どんな意味があるのか?」

「苦しくとも生きねばならぬ理由は何か?」

誰もが一度は考えたことのある疑問でしょう。

『なぜ生きる』の読者からの疑問に答える講演会を、大阪で以下の日程で開催すことになりました。

平成24年 11月23日(祝) 午後2:00~4:00

大阪駅前 第3ビル 17階 会議室 (大阪駅・梅田駅から徒歩4分)

詳細は、こちらをご覧下さい。



大阪で講演会をしました

講演会の様子です。

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講演の後は、茶話会をしました。
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善悪の二つ

「『善はどのように定義されるべきか』と問われるならば、私の答えは、それは定義できないということである」(ムーア『倫理学原理』)
 善とは何か、昔から倫理学者は研究してきましたが、いまだに意見の統一は見られません。
「ウソは善か、悪か」という単純な問いでさえ、答えは出ないのです。ウソが悪だとすれば、何でも正直に言えば良いのでしょうか?
「正直にいいますが、貴方はヒョットコみたいなお顔をしていらっしゃいますね」
「貴方は間違いなく末期ガンです。葬式の用意でもなさって下さい。私はウソが大嫌いですから申します」
 善人になろうとすると、悪人になるようです。
 相手が喜ぶなら、ウソも善になるのでしょうか? そんな考えを押し進めると、イラクを民主化して、国民を喜ばせるためになら、「フセインが大量殺戮兵器を隠している」というウソをついて戦争を起こし、フセイン政権を倒すことも善になってしまいます。
 親鸞聖人は『歎異抄』で、こう仰っています。
(原文)
善悪の二つ、総じてもって存知せざるなり(『歎異抄』後序)
〔意訳〕
親鸞は、何が善やら悪やら、二つとも分からない。
 ウソが善か悪かくらい、聞かなくても分かると思いがちですが、本当に全て分かった人は、「自分は全く分からない」と知らされるのかも知れません。

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