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『哲学入門』哲学は「驚き」から始まる

哲学入門 (新潮文庫)
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ヤスパース
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 ヤスパースは、人間が哲学を始める動機を三つ、上げています。最初に上げているのが、「驚き」です。

 第一──プラトーンは哲学の根源は驚きであると申しました。私たちの目は私たちをして『星や太陽や大空の光景に参与させた』。そしてこの光景は私たちに『万有を研究する機縁を与えた。それから哲学が生まれてきた。それは神々からはかない人間に貸し与えられた最大の財産となった』。(中略)脅威の念をいだくことにおいて私は無知を意識する。私は知を求める。しかしそれは知そのもののために知を求めるのであって《何らかの日常的な必要のため》にではないのであります。(上掲訳書23頁)



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